京和晒綿紗ガーゼ心地よさの秘訣

和晒について


和晒とは生地の不純物を取り除く「晒し」工程の1つです。
現在では一般的に大量生産が可能な洋晒が主流となっています。

大きな和晒釜を使用して手間を惜しまず4日間かけてじっくりと処理される和晒製法は、生地への負担が少ないため、ふっくらと柔らかな仕上がりになります。

対して洋晒は圧力をかけながら40分ほどで処理できるため時間は大幅に短縮できますが、生地への負担が大きいことがデメリットとなります。

大東寝具工業オリジナルブランド「京和晒綿紗」のガーゼ生地は繊維の不純物を取り除く晒しの工程にこだわり、今では日本に数台しか残っていない和晒釜を使用した昔ながらの「和晒製法」で生地を仕上げています。
生地断面の比較(電子顕微鏡で撮影)

【和晒の断面写真】

【洋晒の断面写真】
写真を見てわかるように、和晒製法の繊維は1本1本に隙間ができ糸の断面が丸く仕上がることが特長的です。
隙間があることで毛細管現象が働きやすく、汗などの水分を吸収・発散しやすくなります。

生地の特性を検証


晒しの違いで生地にどのような特性の違いがあるのかを、布帛の風合い計測システムである「KES」を用いて計測、検証を行いました。

比較対象生地


  1. 1. 生機(きばた)
  2. 2. 和晒
  3. 3. 和晒+洗濯1回
  4. 4. 洋晒(+染色)
すべてガーゼ生地で、生機(仕上げ加工前の生地)、和晒・洋晒で仕上げをした生地、合計4種を用意しました。

検証方法


検証は専門機関(京都市産業技術研究所)に依頼し、KES風合試験機で検証を行いました。

使用する測定項目と評価風合い用語下記の通り(ふとん地用生地の評価)

基本風合い … 引張、せん断、曲げ、圧縮、表面
総合風合い … 基本風合い+通気抵抗+水分率
評価風合い用語 … ソフトさ、こし、ぬめり、ふくらみ、がさつき

特性データをグラフ化


基本風合いの測定値を一般的な表現に置き換えてグラフ化しました。
この結果からは和晒の生地が他の生地に比べて「やわらかい(ふんわり感・フィット感がある)」ということがわかります。

総合風合いの評価


総合風合いの評価結果では、和晒は「がさつき」を抑えて「ソフトさ」が向上し、生地の総合評価は洗濯をすることでより高くなっています。

このデータから、京和晒綿紗ガーゼは洗うほどふわふわの肌ざわりになることがよくわかります。

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